普通の商品価格と違い、不動産売買の物件は同じものは無く値段は売主様の考えと希望によって形成されております。
その為人情としては、「気持ち安くならないかな・・」と思うのもよく分かります。
(もし私が不動産購入する際も一度くらいは聞いてみるでしょう)
新築戸建てや中古マンションなど不動産を購入する際には、値引きがある方がお得な気がします。
しかし本当にそうでしょうか?
値引きする⇒なぜなら売れないから⇒なぜなら物件に魅力が無いから
と考えると本当は値引き無しで売れる物件を買うのが一番良い買い物なのです。
それに実際は値引き交渉の可否は売主様側担当者様と話せば阿吽の呼吸でわかるものなんです。(これは内緒です^^)
売主様の状況により確かに優良物件でも値段交渉が成功する場合もありますので値引き交渉のやり方をお教えいたします。
もちろん世田谷不動産は値引交渉(価格交渉)も買主様の為(売主様に怒られても怯まず^^;)無料で交渉致します。
値引き交渉・価格交渉の方法
いきなり
「この物件安くなりますか?」
と聞いては
たいてい
「なりません」
となってしまいます。
まず
現地を見て
室内を見て
十分に購入の意思を固めた上で
具体的な契約日・決済日・ローン申し込み額・ローン申し込み銀行を提示・・・この時提出する書類が買付証明書でございます。
「この金額ならこの日にこの条件で買います!」と伝えなければ
売主様側仲介業者様も売主様に値引きの説得をすることができません。
その際に
銀行での事前審査が通過している旨を合せて伝えることができれば
契約後にローン解約される可能性の低い買主であることをアピールでき、より一層価格交渉の成功率が上がると思います。
値引き交渉・価格交渉の具体的手順
物件が気に入った段階で、売主様に買付証明書を提出
買付証明書とは・・・
希望価格・契約日・引渡し日・住宅ローン利用等の条件を記入し売主様に提出する書面
必ず契約しなければならない義務はございませんが、売主様にもご迷惑がかかりますので提出後にキャンセルしない自信がある段階でのご提出をお願い致します。
買付証明書提出と同時に銀行窓口で住宅ローン事前審査を申し込み
通常3日程度で銀行から電話で結果を通知
銀行での住宅ローン事前審査とは・・・
不動産契約前に住宅ローンが自分側の属性(収入・過去の滞納記録)等により否決されないかを銀行にて確かめる手続き
注)一般的にその時点では物件の担保評価査定などは行わないため、事前審査が受かっていても契約後の住宅ローン本審査で受からない場合もございます。その場合は白紙解約可能
注)みずほ銀行は本審査のみ受け付けておりますので、事前審査はできません。
住宅ローン事前審査通過結果を報告し、価格交渉の結論を頂く
合意出来れば、買付証明書記載の契約日に不動産売買契約を締結
新築物件の場合は
物件価格値下げ以外にオプションや外構工事の追加を希望してみるのもいいかもしれません。
いずれにせよ新築物件の場合は売主様とは10年保証のお付き合いとなりますので、程々に得を致しましょう。